犬の噛み癖の理由は?
噛む理由と原因を知って
正しくしつけよう!

犬と遊んでいると突然噛まれる。噛み癖がひどくて何とかしたい。愛犬にこんな悩みを抱えている方はいませんか? 犬の噛み癖は一歩間違うと大きな事故につながります。また、家具や家をボロボロにされてしまうこともあるでしょう。ですから、噛まないようにしつけをすることが大切です。

そこで今回は、犬が人や家具などを噛む理由や噛み癖を治したり予防したりする方法をご紹介しましょう。

犬が人や家具などを
噛む理由

はじめに、犬が人や家具などを噛む理由をご紹介します。敵意や恐怖の他には、どのような理由があるのでしょうか?

1-1.歯が生え変わる

も人間と同じように乳歯から永久歯へと抜け替わります。この時、歯がむずがゆかったり痛かったりすることも多く、それを紛らわすために固いものを噛たがるのです。この時に噛み癖をつけてしまうと後のしつけが大変になります。

1-2.遊びの延長

は遊びで甘噛みをすることも珍しくありません。犬にとっては遊びの延長ですが、犬の牙は鋭いので、犬種によってはケガをすることもあります。

1-3.恐怖や不快感の現れ

触って欲しくない場所を触られたりした場合や犬が強い恐怖を感じた時、身を守るために噛むことがあります。また、縄張り意識が強い犬の場合は、テリトリーに踏み込んだ見知らぬ人間を問答無用で噛むこともあるでしょう。

1-4.犬の本能

犬種によっては生まれつき闘争本能が強い場合もあり、狩猟犬や闘犬として改良されてきた犬種は、噛み癖がつきやすい傾向にあります。そのため、犬を飼う場合は犬種の特徴をよく把握しておくことが必要が大切です。なお、メスよりもオスの方が若干攻撃性が高いことが多くなっています。

1-5.過剰な興奮

慣れない場所に連れていかれてパニックになったり、他の犬とケンカになったりすると、過剰に興奮して噛むことがあります。犬同士がケンカを始めた場合、仲裁に入った飼い主が噛まれることもあるでしょう。

原因別、
噛み癖を治す方法

この項では、噛み癖を治す対処方法をご紹介します。噛み癖は原因ごとに異なる対処方法が必要です。

2-1.歯の生え変わりが原因の噛み癖

の歯が生え変わるのは4~7か月の時です。この時期に噛み癖を無理にやめさせようとすると、犬もつらい思いをすることになります。そこで、噛んでも大丈夫なおもちゃを与えてください。この時に与えるおもちゃは、専用のものを用意しましょう。古いタオルやスリッパなどを与えてしまうと、犬は同じ形のものを噛んでもよいものと誤解します。

すでに家具や日用雑貨を噛む癖がついてしまった犬の場合は、噛んでしまうものに苦みを感じる薬剤などを塗る方法も試してみてください。犬が苦みを感じて口を離したときにすかさず噛んでもよいものを与えれば、犬は噛んでもよいもの・悪いものを学習します。

2-2.遊びの延長で甘噛みをする場合

遊びの延長で甘噛みをする場合は、犬が噛んだ瞬間に遊びを中止します。どんなに犬がせがんでも最低5分は遊びを中断しましょう。その後、再び遊び始めても構いませんが、甘噛みをしたら再度遊びを中断します。こうすることで、犬は噛むと遊んでもらえないということを学習するでしょう。噛まれた瞬間、大げさに「痛い!」と叫ぶのも効果的です。

2-3.恐怖や不安で噛む場合

恐怖や不安で噛む場合は、まず飼い主との信頼関係を築くことが大切です。犬に不用意に触ろうとはせず、犬をケージに入れたり繋いだりしたままそばで過ごしましょう。犬が警戒心を解いてきたら、2人1組になって訓練を開始します。1人がリードを持ち、もう1人が犬に手を近づけてください。犬が噛もうとした瞬間リードをひきましょう。こうやって噛もうとすると嫌なことが起こると学習させるのです。

この方法は、犬の習性を熟知して犬に慣れていないと難しいため、しつけ教室やドッグトレーナーに依頼するとよいでしょう。

2-4.すでに噛み癖がついて治らない場合

すでに噛み癖が付いており、なかなか治らないという場合や、人間に恐怖感や不安感を覚えてたりする犬の場合は、ドッグトレーナーにしつけを依頼しましょう。特に、大型犬の場合は、噛み癖をつけてしまうと素人では手に負えなくなることもあります。今は1日しつけ教室などもありますので、興味がある方は最寄りの施設を調べてみてください。

噛み癖をつけないために
日頃注意すること

この項では、犬に噛み癖をつけないためのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

3-1.犬を過度に甘やかさない

は群れの中で順位づけをする動物です。そのため、過度に甘やかすと自分が飼い主よりもえらいと思い込んでしまいしつけができなくなってしまいます。犬を家族同然にかわいがることは悪いことではありません。しかし、自分が主人だという毅然とした態度で接しましょう。

3-2.しつけに暴力を使わない

が人やものを噛むと、叩いてしつけをする方もいるかもしれません。しかし、犬は叩かれると人間への恐怖を感じます。すると、恐怖感から噛み癖がひどくなることもあるのです。また、叩いてしつけをすると人間が手を見せただけで不安になり、体を触らせようとしなくなることもあります。犬が人やものを噛んだ時は、大きな音や不快な臭い・味などでびっくりさせる程度にしておきましょう。

また、犬の扱いを知らない小さな子どもなどに単独で犬を触らせてはいけません。温厚な犬でも嫌なことをされ続ければ噛むこともあります。

3-3.犬種の特徴を知ったうえで飼う

は犬種によっても性格が異なります。好戦的な犬はどうしても人やものを噛みやすいでしょう。初めて犬を飼うという場合や飼い主が高齢者の場合は、愛玩犬として改良されてきた犬種がおすすめです。

また、運動が大好きな犬が運動不足になるとストレスから噛み癖が出る場合もあります。十分に運動をさせ、適度にストレスを発散させましょう。

犬の噛み癖
対策グッズ

この項では、犬の噛み癖の対策グッズをご紹介します。どのようなグッズがあるのでしょうか?

4-1.甘噛み防止のスプレーやジェル

甘噛み防止のスプレーやジェルは、トウガラシやリンゴから中質した辛味や苦みを配合した商品です。スプレーを吹きかけたりジェルを塗ったりした場所を噛むと、苦みや辛味を感じます。噛んでほしくないものに塗ることで、犬に「これを噛むと不快な思いをする」と学習させることができる商品です。

4-2.口輪

口輪は口にはめて開かないようにする器具です。噛み癖がついた大型犬のしつけや、散歩の途中で他の犬にケンカをしかける犬のしつけに効果が期待できます。メッシュや通気性のよい素材をつかっているため、呼吸が苦しくなることはありません。製品によってはつけたまま水を飲めるものもあります。

犬の噛み癖に関する
よくある質問

Q.小型犬は噛む力も弱いので、甘噛みくらいならば許してあげたいのですがだめでしょうか?
A.小型犬でも本気で噛めば大事故につながります。犬はパニックになれば我を忘れてしまうので、甘噛みくらいと許してはいけません。

Q.捨て犬は噛み癖があるものが多いと聞きましたが、保護犬などは飼わない方がよいのでしょうか?
A.保護犬の中には、人に不信感をもっている犬もいます。時間をかけてしつけていく必要がありますので、犬の扱いに慣れている方でないと難しいケースもあるでしょう。しかし、人懐こい保護犬もいますので、保護犬がすべてダメというわけではありません。

Q.近所に仲が悪い犬がいて、会うと必ずケンカになってしまいます。
A.飼い主同士が話し合い、散歩の時間をずらすなどして対処しましょう。

Q.犬を複数飼っていますが、じゃれ合って噛み合うことがあります。放っておいても大丈夫ですか?
A.犬同士のじゃれ合いは放っておいても問題はありません。ただし、一緒になって家具や日用品を噛む場合はしつけが必要です。

Q.犬に噛まれた場合の対処法を教えてください。
A.ケガをした場合は流水でよく傷口を洗い、すぐに病院を受診しましょう。雑菌で化膿したら厄介です。

犬の噛み癖
まとめ

いかがでしたか? 今回は犬が噛む原因や噛み癖の対処方法をご紹介しました。犬は猫と並んで人気のペットですが、噛み癖をつけてしまうととても厄介です。ですから、犬を飼ったらどんな理由であれ、おもちゃ以外を噛んではいけないことをしつけましょう。また、犬の扱い方を知らない小さな子どもなどにむやみに触らせないことも大切です。

そのカテゴリーで訪れる価値のある場所
遠回りしてでも訪れる価値のある場所
そのために旅行する価値のある場所